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巫女は鬼の甘檻に囚われる
第17章 込み上げる想い

(何が違うのだ……!?今までと
よもやコレがっ…魂まで手に入れる、という事か)
『 あなたがいくらわたしを辱めようと、痛みと屈辱で支配できるのは肉体だけです 』
巫女は過去にそう言った。これまでの鬼のやり方では、巫女の魂までは手にはいらないのだと。
「…ッ……フゥー!……フゥー!」
欲しい
「フゥー…!…ッッ……ぐ」
もっと
この女の、魂が
欲しい
「巫女よ……お前はやはり俺が……ッッ」
彼女の秘唇から舌を離した鬼は
深い絶頂にわななく彼女の身体を力強く抱きしめ、水に濡れて冷えた女体を腕に包み込んだ。
「俺が手にいれてやる……!」
「‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥//‥‥うわ、書きは‥‥‥!
ちゃんと‥‥‥‥終わり‥‥ましたか‥‥?」
「ああ」
「そう‥‥っ‥‥、うれ‥しい‥‥」
控えめに口許を緩めた巫女は、瞼をおろし、安堵からくる強い眠気に襲われた。
鬼は彼女の唇を奪おうと迫ったが、触れる直前で止まる。
(笑っている……?)
スー....スー....
「……その顔も、初めて見せたな」
鬼は眠りについた巫女を抱き上げ、屋敷の地下から階段を上った。
──…

