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巫女は鬼の甘檻に囚われる
第10章 赤い痕

 巫女の身体は熱くたぎり、意識が甘く蕩ける。

(だめ……わたし、こんな……!)

 彼女は必死に理性を保とうとしたが、鬼の動きは容赦なく、彼女を快楽の波に飲み込んでいく。

 こんな事をしている場合ではないのに

(わたしはっ…あなたのことを、知りたい、のに…!)

 涙を流す目を開けば、自身を犯す男の熱っぽい視線に釘付けにされる。

「あっ‥‥ううっ‥‥ああっ‥‥‥あ‥‥♡」

 危険すぎる男の表現──逃れようとする巫女が視線を横に逃がすと

 霞む視界にうつる森に、影尾と玉藻の姿はもうなかった。

 木の陰に彼らの気配はなく
 すでにこの場から逃げた後のようであった。









 ──…








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