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巫女は鬼の甘檻に囚われる
第13章 蛇との取り引き

一度果てても、大蛇の舌は止まらず、絶望に近い悲鳴があがる。
「極上の蜜だっ…!…それにこの霊気、力が…みなぎる…!」
「‥やっあああ‥‥ッ‥‥アッ‥‥‥はあっああっああっああっ♡
やめてください!‥‥う、ううっ♡ やめてえええ‥‥//」
「もっと……もっとだ…ッッ……!」
大蛇の声が満足げに響く。彼の二股の舌が、突起を挟み、じゅこじゅこと上下に扱き続ける。舌の両端が敏感な部分を同時に刺激し、彼女を容赦なく追い詰めて、巫女の声は抑えきれず、甘く跳ねる喘ぎが部屋を満たす。
さらに、もがく彼女を拘束する蛇の一匹は、胸に巻き付き、頂きを舐め、何度も弾き始めた。ヌルリとした感触が乳房の柔らかな肌を這い、敏感な桃色の実を執拗に刺激する。
蛇の鱗の冷たい感触が熱い肌と対比し、彼女の感覚をさらに鋭くした。
「はぁはぁはぁっ//──ああっあ♡ あっ、ひっ、あっあっあっ//
いや♡‥‥ッ‥あ、あ、あっあっあっああああ‥‥ッ‥!!」
大きく跳ね上がる巫女の身体は熱く火照り、快感の波に飲み込まれていく。
(あ、あああ…!耐えっ…られない…!)
気が狂いそうになりながら、巫女は胸の内で叫んだ。快楽の波に飲み込まれ、彼女の意識は朦朧としていく。
目尻に溢れる涙が、絶え間なく頬を流れ落ちる。
(……………たすけ、て)
その涙が、冷たい床板に落ち、静かに染みを作る。
何度絶頂し、気をやっても、非情な快楽に引き戻される彼女の責苦は、終わることがなかった。
───……

