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木漏れ日をすくう手
第6章 “好き”って、どういうこと?
「……最近、なんか元気じゃない?」

放課後の図書室。
教科書を開いたまま、隣に座る美羽が小さくつぶやいた。

「え?」

「いや、いい意味で。前より表情がやわらかくなった気がしてさ」

そう言って、美羽はふっと笑った。
そんなふうに言われたのは、はじめてかもしれない。

(変わった……のかな、私)

心の中で問い返す。
何が変わったのか――たぶん、自分でももうわかっている。

椎名先生の顔がふと浮かんだ。
あのときの声、香り、表情。全部が、今も鮮やかに残っている。
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