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第6章 第６話　校長先生“鈴木”

「ごちそうさまでした」と愛美がお礼を述べる。
　すると、「では本題に入るよ」と言いながら、立ち上がり、愛美の隣に移動してきた。
そして、愛美の手を握り締めてきたのある。
なんだか脂ぎった感触で嫌だったが、愛美は耐えた。
「体育の武田先生、担任の中谷先生、美術の久保先生、そして保健室の田村先生から報告を受けていますよ」、「君はとっても素敵な女性だと、みんな言ってました」
「でも、校長の私を差し置いて４人もの先生と関係を持つとはけしからん」
と、真剣な顔で告げてきた。
「えっ、なんで？」と愛美は困ってしまった。
（どの先生も秘密だと約束してくれたのに）と愛美はこの一週間を振り返っていた。

「まぁ、そんな困った顔にならないで」
「君の対応しだいでは、私も大目に見てあげようと思っているんだよ」

　すると、校長は愛美の胸へ触れてきた。
「おぉ、なんて柔らかいんだ」
「先生、やめてください」と愛美は抵抗した。

「他の先生には許して、私はダメなのか？」
「先生方ともども君も処分することになるかもしれんな」、「そして、さっき食べた高級ステーキの代金として、１万５千円を請求することになるぞ」と校長が脅してきた。
「それは困ります」
「じゃ、私の言うことを聞くね？」
「わかりました、優しくしてくださいよ」と愛美は応じることに。