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第1章 妻の性癖

純也は、由香里の体を抱えながら、口をふさいだ。
大きな手で口をふさがれた由香里は、声を出せない。

由香里は、体をねじりながら、純也の手から逃れようとする。

純也は、由香里を抱こうとするが、うまくいかない。
やっかいだ。
由香里の抵抗が、思いのほか激しい。

慶太はニヤニヤしながら見ている。
由香里の抵抗は続く。
手を焼いた純也は、由香里を慶太の方に押しやった。

今度は慶太の番だ。

不思議と男どもは、二人がかりで由香里を捕まえようとしない。
よく見ると、由香里が抵抗するのを楽しんでいるようだ。

由香里の抵抗が弱まってきた。女が一人で暴れても、せいぜい１、２分だ。
由香里の息は切れ切れで、動きが鈍くなってきた。
抵抗する元気がなくなり、
もうほとんど体が動いていない。

再び純也。
少しずつ、由香里の服を剥ぎ取っていく。
でも、全裸にはしない。

男どもは、レイプを楽しんでいる。
この二人は、レイパーだった。

男どもの性癖は、理解できないものだ。
抵抗する女に無理やり挿入する。
それが、最高に興奮するという、そういう性癖だ。

とうとう、由香里は布団に倒された。
起き上がって逃げようにも、純也が上からかぶさっている。

細く白い体の由香里に、大きく厚い体の純也が載っている。

由香里は、純也の体重を持ち上げるだけの力は無い。

由香里は、どうにかうつぶせになって、純也の手から体を守ろうとする。

純也が、由香里に後ろから抱きついた。
抱きかかえたまま、今度は純也があおむけに寝そべる。
あおむけになった純也の上に、裏返しにされた由香里がいる。
由香里の両足は、純也の両足で固められている。
純也は由香里の足に、自分の足を絡める。

両手両足を固定された由香里は、身動きができなくなった。
天に向かって、胸と股をさらすかたちになってしまった。

すかさず、慶太がタオルを由香里の口に押し込む

大声で抵抗しているつもりの由香里は、
うー、うー、とうなり声を上げるだけだった。

こうなったら男どものやりたい放題だ。