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裏切りと復讐
第1章 発覚

「気をつけた方がいいよ。」
「パートは辞めさせたら?」
と下世話な話を聞かされる。
それで何か対策はないかと調べてみたら最近テレビショッピングでICレコーダーが売られているので、それを買って、典子がいつも持っていくバッグの底に忍ばせてみた。音があると録音されて、30秒くらい無音だと停止するらしい。
パートで遅くなった次の日取り出し、イヤホンで聴いてみる。最初は歩く音くらいで何も無い。
「おはようございます」
ガチャガチャとロッカーらしき所にカバンを置いた音で切れた。
そしてまたガチャガチャと音がした。
「・・・お疲れ様でした~お先に失礼します。」
「・・・あっ、私です。今大丈夫?うん、今終わったとこ。 うん、じゃあ、いつもの、うん、あそこで待ってる。はーい・・」
バッグの揺れる音と靴音がしばらく続き、
車が寄って来る音、ドアを開ける音がする。
「・・・」
「ううん、大丈夫。」
「・・・あそこでいい?・・・」
「いいよ、最近さぁ、昼のばっかりのシフトで会えなかったねぇ、夜はさぁ、変なのいるしぃ。」
(俺のことか?)
「・・・じゃん?」
「そうそう!そうなの!もういやになっちゃうの。」
エンジン音が続き、何処に曲がり車が止まった。ドアの閉まる音、歩く音
「イラッシャイマセ、ゴユックリ、オクツロギクダサイ」
と、機械的な音声。ラブホに入ったのか?
机にバッグを置いたのか少し音が鮮明になった。
「仕事で汗かいちゃった!一緒に入ろう!」
「うん、そうだねー。」
「ああ、篤志のキス上手~、ン~好き」
しばらく音声が途絶える。
風呂から上がってきたのか、声が聞こえて来るが、はっきりとは分からない。
そのうち、
「ああ!あーん、いい!篤志!」
「典子、俺のを咥えろよ。あーいい!上手だ!」
そんな声が聞こえて、
「あー!もうダメ!早く!」
「いい?」
「篤志!いい!」
「気持ちいいよ、典子!今度は上になって!こうやって」
「ああ、こんなの初めて、あー!」
「さぁ、腰を動かして、そう、上手だよ典子!」
「あん!あぁ~ん、イキそうだよ篤志!」
音声がそこで途切れた。 電池切れみたいだ。
「パートは辞めさせたら?」
と下世話な話を聞かされる。
それで何か対策はないかと調べてみたら最近テレビショッピングでICレコーダーが売られているので、それを買って、典子がいつも持っていくバッグの底に忍ばせてみた。音があると録音されて、30秒くらい無音だと停止するらしい。
パートで遅くなった次の日取り出し、イヤホンで聴いてみる。最初は歩く音くらいで何も無い。
「おはようございます」
ガチャガチャとロッカーらしき所にカバンを置いた音で切れた。
そしてまたガチャガチャと音がした。
「・・・お疲れ様でした~お先に失礼します。」
「・・・あっ、私です。今大丈夫?うん、今終わったとこ。 うん、じゃあ、いつもの、うん、あそこで待ってる。はーい・・」
バッグの揺れる音と靴音がしばらく続き、
車が寄って来る音、ドアを開ける音がする。
「・・・」
「ううん、大丈夫。」
「・・・あそこでいい?・・・」
「いいよ、最近さぁ、昼のばっかりのシフトで会えなかったねぇ、夜はさぁ、変なのいるしぃ。」
(俺のことか?)
「・・・じゃん?」
「そうそう!そうなの!もういやになっちゃうの。」
エンジン音が続き、何処に曲がり車が止まった。ドアの閉まる音、歩く音
「イラッシャイマセ、ゴユックリ、オクツロギクダサイ」
と、機械的な音声。ラブホに入ったのか?
机にバッグを置いたのか少し音が鮮明になった。
「仕事で汗かいちゃった!一緒に入ろう!」
「うん、そうだねー。」
「ああ、篤志のキス上手~、ン~好き」
しばらく音声が途絶える。
風呂から上がってきたのか、声が聞こえて来るが、はっきりとは分からない。
そのうち、
「ああ!あーん、いい!篤志!」
「典子、俺のを咥えろよ。あーいい!上手だ!」
そんな声が聞こえて、
「あー!もうダメ!早く!」
「いい?」
「篤志!いい!」
「気持ちいいよ、典子!今度は上になって!こうやって」
「ああ、こんなの初めて、あー!」
「さぁ、腰を動かして、そう、上手だよ典子!」
「あん!あぁ~ん、イキそうだよ篤志!」
音声がそこで途切れた。 電池切れみたいだ。

