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第3章 足軽と娘

「うぉぉッ!! も、もう出そうだッ」

子宮内に少しずつ吐き出される熱いカウパーから女を孕ませる命の体液へ昇格する寸前だった。

「出すぞッ!!」

じゅぱんっ!!
じゅぱんっ!!
じゅぱんっ!!――

男は射精の為、ﾗｽﾄｽﾊﾟｰﾄをかけ無我夢中で少女に肉棒を激しく何度も強く打ちつけた--

「ウがぁァーーッ!!」

打ち込んでいた男の肉棒は大量の子種を放出したのと同時に命の源が少女の子宮内に祝福の熱い噴水を噴き上げた。

どびゅっ!!
どびゅっ!!
どびゅっ!!

「うぁぁ…っ」

少女の胎内に熱い体液が染みこんでゆく…

どくんっ
どくんっ
どくんっ――

「くっ…孕めぇ…」

ドサッ――

男は少女をガッチリ後ろから抱き締め、朝まで結合したまま子孫繁栄を願い倒れ込んだ。



朝になり、少女に全財産と思われる金子を持たし帰らせる…
そして自らの子孫、あわよくば先の精子の中で自らの転生が存在する希望を持ちイクサ場へ槍を握りしめ赴くのだ。

一晩ではあるが、やり残したコトは無いはずである…

恐らく勝ち戦であっても足軽男は死ぬ。

敵は人だけじゃない…
天候、地形、餓え、疲労……

一例である…
文面を読めば
野蛮な足軽の身勝手…
村娘の人権を無視した風習…

その時代を生きた者のみぞ知る行為なのでしょうか？