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CoffeeBreak-novels♪
第5章 くのいち拷問
女忍者、紅葉は拷問部屋と思われる薄暗い部屋に捕えられていた。

両腕は天井に吊るされ体は前のめりになり、開かされた足は地についているが局部丸出しでお尻を大胆に突き出した格好だ。
全裸である。
世の男達が見れば思いっきり後ろからブチ込みたいと思うだろう。

紅葉は幼少期から忍びとしての教育を受け、特に暗殺に関しては他の同期たちより群を抜いてトップだった。
幼いころにその才能を見出した恩師、黒影は他の訓練生の少女や女忍者と一緒に男を骨抜きにする秘儀を訓練させずに要人暗殺と潜入を徹底的に教え込み、伝授した。
里のくのいちでは唯一彼女のみ男を知らずに殺すことだけを習ってきたのである。
僅か10歳で暗殺任務に従事し、13歳で恩師に引けを取らないほどの暗殺術を身につけていた。

そんな折…関ヶ原の合戦にて出資者の石田三成は大敗北を喫し、忍びの里は衰退していった。
恩師の黒影は関ヶ原では宇喜多秀家の陣営に参加していたが、戦後は行方知れずである。

里は起死回生を願い徳川主力の暗殺を考えた。
里の精鋭のみで組んだ暗殺隊で江戸城に潜入したのだ。
この時、紅葉は15歳。
だが、この作戦は失敗に終わる。


遠くから微かに甲高い叫び声が聞こえてくる。
拷問である苦悶の声と凌辱による嘆きの声であった。

やがて後方から足音が聞こえてくる--

そして、真後ろで止まった。

「貴様ッ。まさに夜叉のごとき残酷な殺生よの…」

そばに来たのは中年、やせ形の侍だった。

「城の者であれば、幼い子供も女中、侍女も関係なしかっ!」

「……」

紅葉は、この潜入で50人以上は無差別に殺した。

組長の忍びは紅葉達、組員の忍者に--
「西軍の魂を背負って事にあたれ…」
この一言のみを言い渡し、皆、散開したのである。

「貴様ほどの剛者で舌を噛み切らないのは最後まで希望を捨てないってことか…」

「……」

--バチンッ----

「…ッ!」

次の瞬間、空気を裂く音と共に、ハゴ板が紅葉の尻を打ち据えた。
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