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第9章 発情ニャンコと欲情ワンコ

一部の中古本屋さんは、半分がＡＶ等のＨ系である。

そんな職場でアルバイトをする
桜木うらら（18歳）は、やせ形長身の店長、橘（32）に恋をしている…


金髪ｼｮｰﾄﾍｱの桜木は、ややﾐﾘﾀﾘｰオタクで普段から様々な迷彩Ｔシャツを愛用し、カーゴパンツを履いて勤務している。
靴は普通のスニーカーだ。

－ＡＶｺｰﾅｰにて－

『ふぉぉー～っ』

彼女はｱﾀﾞﾙﾄｺｰﾅｰ清掃中に、あるＡＶパッケージに魅了されていた。

〝特別接遇係リリス〟

会社と取引先の男性社員を性的ご奉仕接待により、仕事に励んでもらうＯＬのＡＶだった。

『こ、このＡＶ女優…人間じゃないやん…見たいけど…』

「桜木さん」

店長が見入ってる彼女に声を掛けるが彼女は気づかない。

「桜木さんってば」

トンっと店長が肩を叩く。

-ぎくっ…「ひっ！」

「女の子にｱﾀﾞﾙﾄｺｰﾅｰ掃除させてメンゴなっ」

「えっ…い、いや…橘さん忙しそうだったから…」

「何だそら？」

ＡＶを取り上げられたｚｚ

「接遇係リリス…？」
「ヒト科ﾓﾝｽﾀｰは国宝天然記念物…？」

店長はパッケージを堂々と読みだした。

『ひーーっ』

「そ、それは落ちてたんですぅっっ！」

桜木はその場から離脱しようとすると

「あ、桜木さん…ここ、女子店員いると困惑する男性もいるから…気ぃつけてな」

「…す、すいません…」

橘さんは、ここの正社員で店長としてバイトの私に色々教えてくれ…
徴兵経験で学んだ自衛隊の銃火器も教えてくれ…
※本作の日本は徴兵制

私の好きな人…