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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第11章 モニターのバイト
「陽菜」


 大翔お兄ちゃんの車から降りて家の中に入ろうとすると、後ろから呼ばれた。


「お父さん……」

「時間通りだね、おかえり」


 良かった、カーセックスしなくて正解だった。


「お父さんも遅かったんだね」

「ああ、今日は飲み会があってね」


 お父さんが私の隣に並ぶ。その時ふわっと香水の匂いがした。


「……会社の人?」

「そうだよ、中途入社した子の歓迎会だったんだ」


 私とお父さんは真っ暗な家の中に入る。手探りで玄関の明かりのスイッチを探してつけた。


「真人はデートか」

「たぶん」


 私が靴を脱いでいると、隣から視線を感じた。お父さんが私をジッと見てる。


「なに? お父さん」


 するとお父さんは右手を私の頬に添え、そこからするりと首筋をなぞった。


「んっ……」

「キスマーク。今日は大翔にたくさん愛撫してもらったんだね」

「えっ……」


 私は玄関の壁にかけてある小さな鏡を見た。首筋にキスマークがつけてあった。




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