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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第23章 すれ違い

そうだ、おかゆを作ろう。
夜遅いなら胃に優しい食べ物がいいよね。梅干しも添えれば、疲労回復にもなるし。
私がおかゆを作り出すと、真人お兄ちゃんが横から覗き込んできた。
「何作ってんだ?」
「お父さんのために、おかゆ作ってるの」
「へぇ〜、いいな」
「お兄ちゃんにはちゃんと夕飯あるよ?」
「親父のために特別に作ってんだろ、なんか妬ける」
「もう、お兄ちゃん。子供みたいなこと言わないでよ」
私は鍋でおかゆを作って、テーブルの上には「お父さんへ。おかゆを作りました。梅干しを入れて温めて食べてください」と書いたメモを置いた。
「陽菜はいい嫁さんになりそうだな」
「えっ……」
真人お兄ちゃんからそう言われて一瞬嬉しかったけど、それは叶わないことだとお互い気づく。
「あ……いや、陽菜が誰かの嫁になるなんて考えてねーけどさ……」
「……」
真人お兄ちゃんとは血が繋がってる。お父さんとも大翔お兄ちゃんとも……。だから私は誰とも結婚できない。
夜遅いなら胃に優しい食べ物がいいよね。梅干しも添えれば、疲労回復にもなるし。
私がおかゆを作り出すと、真人お兄ちゃんが横から覗き込んできた。
「何作ってんだ?」
「お父さんのために、おかゆ作ってるの」
「へぇ〜、いいな」
「お兄ちゃんにはちゃんと夕飯あるよ?」
「親父のために特別に作ってんだろ、なんか妬ける」
「もう、お兄ちゃん。子供みたいなこと言わないでよ」
私は鍋でおかゆを作って、テーブルの上には「お父さんへ。おかゆを作りました。梅干しを入れて温めて食べてください」と書いたメモを置いた。
「陽菜はいい嫁さんになりそうだな」
「えっ……」
真人お兄ちゃんからそう言われて一瞬嬉しかったけど、それは叶わないことだとお互い気づく。
「あ……いや、陽菜が誰かの嫁になるなんて考えてねーけどさ……」
「……」
真人お兄ちゃんとは血が繋がってる。お父さんとも大翔お兄ちゃんとも……。だから私は誰とも結婚できない。

