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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第44章 真人お兄ちゃんの決意
「えっ……」


 不穏な言葉に反応して顔を上げると、真人お兄ちゃんは歯を食い縛り、見たこともない激しい怒りの表情を浮かべていた。
 

「……お兄ちゃ……」


 真人お兄ちゃんは無言で立ち上がると、スマホを持たずに部屋を出て行ってしまった。


「……お兄ちゃんっ!」


 真人お兄ちゃんは階段を降りて、スタスタと歩いて行ってしまう。


 まさか本当に殺しにいくつもりなの……!?


「ま……待って、お兄ちゃん! ……待って!」


 私は真人お兄ちゃんの腕を掴もうとしたけど、振り払われてしまった。


「……っ!」


 真人お兄ちゃんは私に一切振り返らずに、玄関から出て行ってしまった。


「……どうしようっ……」


 真人お兄ちゃんを止めなければいけないのに、私は足が動かなかった。


「……うっ……」


 私はその場に座り込んで、泣くことしかできない。真人お兄ちゃんが犯罪者になったら私のせいだ。全部私のせいだ。


『なんでっ……こうなる前に相談してくれなかったんだ! なんでっ……いつも何も言ってくれないんだよっ! そんなに俺は頼りないか!?』


 真人お兄ちゃんが叫んでいた言葉を思い出す。


 真人お兄ちゃんが頼りなかったんじゃない……。自分が我慢すれば、真人お兄ちゃんとの秘密を守れると思ってた……。真人お兄ちゃんを傷つけたくなかった。




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