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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第44章 真人お兄ちゃんの決意
 まだ全てが終わったわけじゃない。でも私はもうあの地獄を味わなくてもいいんだと思ったら、本当に心の底から安心した。


「陽菜、沙耶ちゃんのことだけど……」

「あっ……」


 沙耶のことを忘れていたわけじゃない。でも真人お兄ちゃんの口から「沙耶ちゃん」と聞いて、胸がチクッとした。


「彼女には俺から説得するよ。元々、俺が軽い気持ちで相談に乗ろうとしたのがいけなかったんだ。俺にも非はある」

「……っ……」

「それに、彼女の気持ちには答えられないとちゃんと言う。俺は陽菜が好きだって」

「……えっ……」

「俺はなんて言われても構わない。でも陽菜を傷つけることは許さない。もし陽菜を傷つけたら容赦しないって言う」

「……お兄ちゃんっ……」

「だから、陽菜。沙耶ちゃんに何かされたら、すぐ言ってくれ」

「……うん……」


 真人お兄ちゃんがはっきりと私のことを好きと言ってくれて嬉しい。でもそれで沙耶がおとなしく引き下がるとは思えない……。


「それと、陽菜……」


 真人お兄ちゃんは私の両肩に手を置いたまま俯いた。


「……どうしたの?」


 なんだか真人お兄ちゃんは躊躇っているようだった。何度も息を吐いては、両手に力を込める。


「……やめる……」

「え?」

「俺……、しばらく陽菜を抱くのやめるわ」





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