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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第45章 切ない距離
「勝手なこと言ってんじゃねーよ」


 今まで黙っていた真人お兄ちゃんが静かに口を開いた。


「自由にさせるために結婚するだと? 好きでもない女と結婚して、一人の女も幸せにできなかった兄貴こそ、陽菜を幸せにできるとでも思ってんのかよ」

「なっ……」

「陽菜の幸せは、陽菜自身が決めるものなんだ。陽菜の気持ちを無視するんじゃねーよ!」

「……っ!」


 真人お兄ちゃん……!


「それに……俺たち二人で陽菜を守ろうって約束したくせに、家から簡単に逃げ出した兄貴にとやかく言われたくねーよ」

「!」

「えっ……私を守る?」


 私は真人お兄ちゃんと大翔お兄ちゃんを交互に見た。


「当時……陽菜が親父に身体を触られるようになった頃、俺たちはショックを受けてどうすればいいかわからなかったんだ」

「!」

「母親はそれに気づいていて、更に陽菜にきつく当たるようになった。だから、陽菜を守れるのは俺たちしかいないって思ったんだ。絶対に陽菜を一人にしない、陽菜のそばにいるって」

「……っ……」

「なのに兄貴は、就職したと同時に逃げるように家を出た。だから俺はずっと一人で陽菜を守ってきたんだ」


 そうだ……真人お兄ちゃんはずっと私のそばにいてくれた。ギクシャクした時もあるけど、いつも私とお父さんとのことを考えてくれて、私に安らぐ居場所を与えてくれた。




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