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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第45章 切ない距離
「に……逃げたわけじゃない! ああするしかなかったんだ! あのままこの家にいたら、俺も親父みたいに陽菜を抱いてしまいそうで怖かった……!」

「大翔お兄ちゃん……」


 そういえば、大翔お兄ちゃんにはお父さんと初めてセックスしてるとこ見られたんだった……。久しぶりに会った時に、私に手を出したくなかったから家を出たと言っていた。


「俺だって知らなかったわけじゃない、ずっと見て見ぬふりをしていたんだ。性欲を抑えるために彼女を作ったりもした。でも結局、陽菜を抱いてしまったけどな……」


 それを聞いて、私が中学2年生の時、初めて真人お兄ちゃんに抱かれた日のことが脳裏をよぎった。
 大学受験でイライラしている真人お兄ちゃんとケンカして、その流れで……。


「陽菜を求めすぎてるとは自分でもわかってる。でも陽菜の自由を奪ってるつもりはなかった。俺は俺なりに、この家を……家族を守りたかったんだ」

「真人お兄ちゃん……」


 真人お兄ちゃんも大翔お兄ちゃんもずっと苦しんでたんだ。私を守るために……。


「真人の覚悟はわかったよ。でも俺だって、何も学ばなかったわけじゃない。俺なりに陽菜を幸せにしたいんだ」


 そう言うと、大翔お兄ちゃんは私に振り返った。


「陽菜、俺は諦めないから。本気で陽菜を幸せにしたいと考えているよ。だから、陽菜にとって誰といるのが幸せなのか、よく考えてほしい」

「……っ……」





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