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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第10章 秘密の部屋
「んっ……んんっ」


 舌を絡められて、唾液を吸われる。


「待って、大翔お兄ちゃん……、そんなにキスしたらまたしたくなっちゃう……」

「する? 俺もまたしたくなってきた」

「……っ」


 私は一瞬考えてしまった。
 でもフルフルと首を横に振る。


「だめだよ……家の前だから、バレちゃう」

「もうバレてるからいいんじゃない?」

「……っ」


 でもお父さんには帰る時間を伝えてある。


「それに家の明かり、着いてないけど」

「え?」


 私は目の前の家を見た。


「ほんとだ、真っ暗だ。まだ誰も帰ってきてないのかな……」


 じゃあ尚更こんなところでカーセックスしたら、二人に見られてしまう。


「やっぱりやめとく。お父さんには十時半には帰るってメールしたから」

「そっか、わかった。じゃあ、次もまた楽しみにしてる。今度こそおやすみな」


 大翔お兄ちゃんは私のおでこにキスをした。





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