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マネージャーは知らなかった、彼の欲望
第3章 その手の先にある熱
「……俺、凛さんじゃなきゃダメかもしれない」

喉の奥が、ぎゅっと締まった。

そんなの――ずるい。

こんな風に抱かれて、甘い言葉で縛られて、心まで掴まれて。

私はただ、上司で。マネージャーで。

そう自分に言い聞かせていたのに。

「冗談、でしょ」

かすれた声で笑い返すと、恒星はほんの少し眉を寄せて、そっと私の額に口づけを落とした。

「……凛さんは、そういうふうに逃げるけど。俺、ほんとだから」

抱かれているのは私なのに、まるで私のほうが抱きしめられていた。

欲望だけじゃない。そこにあるのは、確かな感情。

それが重く、でも心地よく、胸に沈んでいく。
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