この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第2章 2025年7月7日

自分達の番号の呼び出しがあって
ずらっと並んでいる列に並んで
タラップから飛行機に乗り込む。
『やっぱり、飛行機は何回乗っても
テンションあがりますね』
ついこの間…飛行機事故があった
ばっかりだから…内心…ちょっと、
不安がない…わけじゃないけど…。
日本の航空会社だから…信頼して
命を預けるしかないんだけど…。
私達を乗せた飛行機は、定刻通り
7:50分に神戸空港を出発して
到着予定時刻は10:00丁度。
2時間と10分程の空の旅だ。
安定飛行に入った時に、
機長さんの挨拶があって
沖縄の現地のお天気は
こっちは晴れてたけど曇りみたいだ。
さっき空港で撮った写真を
葵ちゃんにLINEで送って置いた。
まだ仕事中みたいで返事は来なくて
妹にもLINEをして置いたけど
こっちも通勤中みたいで
返事は来なかったんだけど。
お母さんからは返事が返って来て
紅芋タルトをお願いしますと
スタンプと一緒にリクエストが来てた。
私と港斗くんが乗った飛行機は、
定刻通り10:00に
那覇空港に到着して。
手荷物受取の回転台まで
ぞろぞろと続く人の流れに乗って移動する。
こう空港の至る所に置かれている
胡蝶蘭の鉢を見ていると、
この身体に纏わりつく様な湿気と
沖縄に来たんだなぁって思うけど。
窓ガラスに…水滴がついてたから
もう雨が降り始めているみたいだ。
今日の那覇の最高気温は33℃の予報で
もしかしたら今日は神戸の方が
お天気の予報だし暑いかも知れない。
『梅雨明けしてるのに、梅雨みたいですね
とりあえず、あっち着いたら
交代でトイレで良いですかね?』
回転台の所についてもどうせ
すぐに荷物は出て来ないから
一緒に行っても大丈夫じゃない?って
旦那さんに言って。受取所に着いたら
先にそれぞれおトイレに行って
先に彼が終わるから
回転台の前に移動していたので。
ちょっと下がった所で、私は
他の人の邪魔にならないように
待機して置く事にした。
しばらくしたら回転台が動き出して
ベルトコンベアの上に…
キャリーバックやベビーカーが
流れて来る様になるけど。
私のキャリーバックは…
他の人と被らない色だから…。

