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Lの禁忌 〜taboo〜
第4章 【寵愛、深く】





みちって誰?
その子が新しく加わる子なの?



「もう、なんて顔してるんですか、私はまりさんだけってまだわからないんですか?帰り、遅くならないように帰ってきますから…」



そんな事を言わせたいわけじゃない
わかってる
でも嫉妬はして欲しかったんでしょ?
良いよ、行ってきなよ
愉しんで……精一杯のウソ
心配そうに覗き込んできた顔にキスをした



言いたい事をゴクンと飲み込んで舌を絡ませる
「私にはまりさんだけです」と何度も言ってくれた
「わかったから」
いつもの顔に戻った私にホッとした?
だって嫌じゃん…
飲み会ですら彼女が気になって愉しめない…とかさ
そんな彼女にはなりたくないよ
でも、死ぬほど嫉妬はする
束縛したくないけど何処にぶつければ良い?




“今夜は私の部屋で待っててくれますよね?”




飲み会当日、そうメッセージが来ていた
早めに切り上げてくるつもりだろうか?



“お願いです、待っててください”って
ほんとズルい……
返事がなくて焦った?ごめん……
ちょっと頭冷やそうかなって考えてた
好き過ぎてヤバいなって……
子供の寝顔を見つめながら……
疼く身体と得体の知れない感情……



結局、私は、どうすれば良かったのかな……



急いで帰って来たかおる……
鍵を開けて、明かりの着いてる寝室へ
駆け込んで来たの……



ベットには腰掛けず、カーテンの所で立っていた私
振り返ると真っすぐかおるだけを見てる



「ごめんなさい、まりさん、私、そんなつもりじゃ…」



コートも脱がないで私の元へ来た
背中で手をクロスにして壁側に追いやるの
片手でコートをはだけさせ、パンツのベルトも外す
もう片方の手はかおるの腕を押さえてる



「まりさん?顔、見えないよ…」





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