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智恵の輪
第1章 誘い
その日は月一の定例会議が東京本社であった。私は朝から東京にいた。

会社はアルミ製品を扱う専門商社で、国内外から商品を受け入れ、出荷・販売をしていた。埼玉の自社倉庫の現場責任者として働いていた。倉庫と言っても大部分は機械化されており、従業員は10人たらずの少数精鋭だった。業務上、仕入部門とのやり取りはあるが、やはり営業部門とのやり取りが多く、月に一度こうして東京の本社に赴いた際も営業部門との会議に時間が割かれていた。

普段は打ち合わせを終え、すぐに帰るところだが、今日はある人から食事の誘いを受け、その人とレストランで食事をしていた。目の前には営業部カスタマーサービスの智恵さんがいた。営業部から倉庫へ出荷指示を出す担当者で、東京本社では一番やり取りをする人であった。

共に転職組で、智恵さんは2つ年上、だが社歴では私の方が長かった。彼女が出荷を担当するようになって、当初は無理を通す姿勢に、現場の業務を知らない人からの指示に不満があったが、業務上、営業部の発言力は強く、従うことが多くなっていた。しかし数年の時が経ち、互いに相手側業務の理解度を深め、信頼し、スムーズに仕事を進めるようになっていた。
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