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柔肌に泥濘んで、僕は裏返る
第16章 抗えない誘い
魂を削り合った後のように、二人は抱き合ったまま何もできない時間が過ぎた。
熱がゆっくりと引いていくにつれて、ベッドのシーツの、しっとりと濡れた感触が身体にはっきりと伝わってくる。
やがて、ナツが小さく吐息を漏らし、重なっていた身体を僅かに解いた。
上体を起こしたナツは呼吸を整えながら、横たわる裕樹へと視線を向ける。
その瞳はすべてを出し切った者特有の、満足げな光が宿っていた。
「……ありがとう」
零れたその声は僅かに掠れていた。
ナツは小さく頷いて、深さも勢いもない確かめるようなくちづけで応える。
「しちゃったね……」
ナツはそう言ってバツが悪そうに笑いながら、裕樹の頬に触れる。
「なんだか、裕樹のお母さんに申し訳ないなぁって気持ち。」
裕樹はナツの腕にそっと触れ返して、一拍置いて言葉を探した。
「……そう言われたら…いけない関係みたいで、ちょっと興奮するかも。」
そう言って、自嘲するように小さく笑った。
熱がゆっくりと引いていくにつれて、ベッドのシーツの、しっとりと濡れた感触が身体にはっきりと伝わってくる。
やがて、ナツが小さく吐息を漏らし、重なっていた身体を僅かに解いた。
上体を起こしたナツは呼吸を整えながら、横たわる裕樹へと視線を向ける。
その瞳はすべてを出し切った者特有の、満足げな光が宿っていた。
「……ありがとう」
零れたその声は僅かに掠れていた。
ナツは小さく頷いて、深さも勢いもない確かめるようなくちづけで応える。
「しちゃったね……」
ナツはそう言ってバツが悪そうに笑いながら、裕樹の頬に触れる。
「なんだか、裕樹のお母さんに申し訳ないなぁって気持ち。」
裕樹はナツの腕にそっと触れ返して、一拍置いて言葉を探した。
「……そう言われたら…いけない関係みたいで、ちょっと興奮するかも。」
そう言って、自嘲するように小さく笑った。

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