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初恋を奪った皇太子は、私を逃がさない
第2章 禁断の庭園

熱と震えと、知らない想いが、私の中で溶けていった。
「大丈夫。君のすべてを、これから俺が知っていく」
次の瞬間、熱が私の中へとゆっくりと、でも抗えない力で押し込まれていくのを感じた。
「……っ! ああっ──!」
ずっと奥が焼けるような熱さに、思わず声が漏れる。
身体が、これまでにない感覚に包まれて、ぎゅっと縮こまった。
「うう……すごいな。すぐ持っていかれそうだ」
アレクシス殿下の低い息づかいが、私の耳元にかかる。
熱い。
怖い。
でも、彼の体温に包まれているだけで、どうしようもなく震えてしまう。
その時──
「……血が流れている。純潔の印だな」
殿下が私の足元に視線を落とし、ぽつりと呟いた。
「大丈夫。君のすべてを、これから俺が知っていく」
次の瞬間、熱が私の中へとゆっくりと、でも抗えない力で押し込まれていくのを感じた。
「……っ! ああっ──!」
ずっと奥が焼けるような熱さに、思わず声が漏れる。
身体が、これまでにない感覚に包まれて、ぎゅっと縮こまった。
「うう……すごいな。すぐ持っていかれそうだ」
アレクシス殿下の低い息づかいが、私の耳元にかかる。
熱い。
怖い。
でも、彼の体温に包まれているだけで、どうしようもなく震えてしまう。
その時──
「……血が流れている。純潔の印だな」
殿下が私の足元に視線を落とし、ぽつりと呟いた。

