この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
初恋を奪った皇太子は、私を逃がさない
第2章 禁断の庭園
熱と震えと、知らない想いが、私の中で溶けていった。

「大丈夫。君のすべてを、これから俺が知っていく」

次の瞬間、熱が私の中へとゆっくりと、でも抗えない力で押し込まれていくのを感じた。

「……っ! ああっ──!」

ずっと奥が焼けるような熱さに、思わず声が漏れる。

身体が、これまでにない感覚に包まれて、ぎゅっと縮こまった。

「うう……すごいな。すぐ持っていかれそうだ」

アレクシス殿下の低い息づかいが、私の耳元にかかる。

熱い。
怖い。
でも、彼の体温に包まれているだけで、どうしようもなく震えてしまう。

その時──

「……血が流れている。純潔の印だな」

殿下が私の足元に視線を落とし、ぽつりと呟いた。
/26ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ