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HEAVEN~時を超えて~
第2章 新世界の中
『マコト…おはよう』



『・・・』


何事もなかったかのように翌朝も体を起こされて
朝食を一緒にとる


一緒に…?


珍しく…じゃなくて初めてだ、こんなことは 



あたしの手から手錠を外すと

彼は朝食を並べたテーブルの向かい側に座って

食事を始めた



『マコト…どうしたの?…冷めないうちに…どうぞ』


『…ぅ・・・ハ…ィ』


物事は…引きずらない人なのかな?


いや、でも…基本的に笑ってるし

何考えてるのかは…わからない


あたしは…昨日の事でまだ手脚の震えが残ってるのに



『マコト…今日はちょっとこっちに来て』


ビクッ…


朝食を終えて戻る時
ベットルームの隣の部屋に手を引かれて入った


びくびくしながらついて行ったけど
ウォークインクローゼットだった



『どれもマコトに似合うと思うんだけど

間に合わせで用意した物だから気に入るかな…どうか

ここにあるもの好きなのをどれでも着て?』




『・・・』

前に〃少し〃って言ってたのだよね?

少し…?…

間に合わせ…って数じゃないじゃん、これ

間に合わせ…って言うような

安価な服には…どれも見えないけど、、これ




カチャ…


何だか気まずくて
あたしは手前にあったシンプルな白のワンピースのハンガーを手に取った


『あ、いいね…僕もそれ絶対似合うと思う』


『・・・』


『じゃ着替えたら向こう来てね』



寝室の方を指して彼は先に出ていった
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