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HEAVEN~時を超えて~
第5章 真相を知らば
『おい!…テメェいい加減に』


『今頃とっくに〃海の底に沈んでる〃』


『な…』



『…はずだったのに?』


ニヤリ

造り笑いでその愚かな男に核心に迫る



『もしくは…海の向こう
大陸のどこかに葬り去って
始末したはずの女が…こんな風に突然現れたら…?』


『…っ〜!』



『動揺するだけに留まれば
まだ見逃しようもあるものを

厚顔無恥…愚行に愚行を重ねる
その腐った手を切り落として
首を跳ね飛ばしても生ぬるい』



僕は情けないまでに目を泳がせている男を尻目に
薬剤の小瓶を取り出して
中身をおもむろにPC、ハードディスクに振りかけた



ズププブ…ブス…


硫酸が一気に物体を溶かし始め煙が上がる




『おい!!なにしてんだ!!いい加減にしろよ!?』



『クククッ…触るの勝手だけど…?

お前の手が溶けてなくなる、それだけのこと

切り落とす手間が省ける…』



『〜〜〜っ』



シン…


『リョウ…ちゃん…』


理解が追いつかない真が
ようやく体を起こして沈黙を破る



『マコト…っ…いいから黙っていろ…
こんな頭のおかしい男の言うことなんか…っ』



『デタラメ…だよね?』



やっと彼女が一言発した



『この人の言ってること…』

真は僕を差して彼に言った



『ウソ言ってるのは…この人の方…だよね?』



『…』



『それとも…デタラメは・・・リョウちゃん?』



『……』



『リョウちゃん…なんで黙ってるの?』
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