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落ちない女を落とす方法
第13章 英介と尚の未来
翌日、王子の行きたい場所へと向かった3人は、つかの間の擬似家族を楽しんでいた。

「なんか楽しい〜」

「ああ、俺達も早く子供欲しいな」

「私は少しだけ英介と甘い時間が欲しいわ」

チュッ!

「‥尚、反則。今晩、覚えておけよ」

「あら、帰らないの?」

「帰って欲しいのか?」

「好きにしたら?」

「おい」

「ウフフ」

「でも、住む家、考えないとな‥」

「私はどこでもいいわよ」

「あの家のあのベッドは‥」

「そうよ‥旦那様と‥」

「俺のマンションに来ないか?」

「私、住める?それに英介のベッド‥他の女性を抱いたベッドは私も嫌よ‥」

「俺は部屋に女は入れたことない」

「‥そう‥でもその指とその体で‥」

「それなら俺だって尚の体の上に何人の男が‥」

「心はイッてないわ‥英介だけ‥」

「やめよう、こんな話し。それに俺は尚だけだから」

「私も英介だけ‥」

「ああ」


そして英介と尚は王子を連れて美和の自宅に向かった。



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