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落ちない女を落とす方法
第6章 女達からの誘惑
金曜日。

若い女2人が昴と英介の元へ近よっていった。


「一柳先生、今夜私達とデートしてぇ」

「ねっ、一ノ宮先生〜いいでしょう〜」

昴と英介は美和と尚を見つめながら答えに困っていた。

美和と尚はその様子に一瞬、瞳で会話をした。


「一ノ宮先生、私に今夜付き合って頂けない?」

「あら、尚‥この子達が先約みたいよ。諦めましょう」


「そうよ!あんた達みたいな、おばさんと一柳先生がデートする訳ないわよ!ねぇ〜先生」

そう言いながらぴいは昴の腕に胸を押し付けた。


「あら、残念だわ‥美和、彼らにフラレタみたい」

尚は肩を竦め昴と英介に背を向けて自分のディスクへと戻った。

「じゃあ、一柳先生、楽しんできてね。若いお嬢さん方と‥」

美和も又、昴に挑発の眼差しを向け背を翻してディスクに戻った。

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