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第1章 第一部　拘束概要

講師は「それぞれ3人がどんな拘束をされているのか、目で確かめられた…？」と新人3人に、上から見下ろす位置で声を掛けていた。

続いて「すぐに脱出できそう…？」と質問をした。

B1～3はすぐに首を左右に振っていた。

畳の上に正座をしていた3人は、講師が別の黒革でできたパンツに見える物を手にしていた。それを３本持っているのを見て、彼女たちの血の気が引いていた。

すぐさまB-1が講師の軽い力で体を倒され、畳の上にうつ伏せになってしまう。

講師はB-1 に「あなた…人魚さんになってみない…？」と告げ、B-1に真っ黒の皮パンツを穿かせていく。

***
男性講師は柔道場内をブルーシートの幕をくぐり、各4班の研修がうまく進んでいるのか、巡回監督をしていた。

彼はちょうとC班の研修模様を眺めていた。

C班はテープ拘束だった。