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新人警察官の拘束体験研修
第1章 第一部 拘束概要

彼は講師がテープにするのか、フィルムにするのか、ラップにするのか、気になり様子を見に来た。
C-1は直立し、気をつけの姿勢で、透明なラップに上体をぐるぐる巻きにされていた。ゆるゆるの運動着がラップを巻かれることによって、キチキチの衣服へ変貌してしまった。C-1はまったく手が出せず、肩から腰まで胴体が窮屈になるのを感じて、表情が強張っていた。
C-2は畳の上に座りこみ、後ろに両手を伸ばしたまま、ラップで上体をぎっちり巻かれ、上体を前屈みにして、何とか拘束を解こうともがいていた。
C-3は両腕を前で組み、手で胸を覆う体勢でラップが巻かれていた。彼女も他の2人と同じように、ラップの拘束力、密着力に必死にもがき、何とかしようとしていたが、拘束された時の腕の形は変わらず、体をただ左右に揺らすだけだった。
講師はC班の3人に言葉をかけていた。
「もしあなたたちが相手に抵抗できたとしても…上半身か下半身…どちらかが先にぐるぐる巻きにされてしまったら…その時は危ないかもしれないね…」
C-1は直立し、気をつけの姿勢で、透明なラップに上体をぐるぐる巻きにされていた。ゆるゆるの運動着がラップを巻かれることによって、キチキチの衣服へ変貌してしまった。C-1はまったく手が出せず、肩から腰まで胴体が窮屈になるのを感じて、表情が強張っていた。
C-2は畳の上に座りこみ、後ろに両手を伸ばしたまま、ラップで上体をぎっちり巻かれ、上体を前屈みにして、何とか拘束を解こうともがいていた。
C-3は両腕を前で組み、手で胸を覆う体勢でラップが巻かれていた。彼女も他の2人と同じように、ラップの拘束力、密着力に必死にもがき、何とかしようとしていたが、拘束された時の腕の形は変わらず、体をただ左右に揺らすだけだった。
講師はC班の3人に言葉をかけていた。
「もしあなたたちが相手に抵抗できたとしても…上半身か下半身…どちらかが先にぐるぐる巻きにされてしまったら…その時は危ないかもしれないね…」

