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新人警察官の拘束体験研修
第4章 第三部 前章 お膳立て

彩と香織は、それぞれ段ボールを持ち、唯一の出入口である扉の近くに集めていた。
里奈はカードをポケットに入れ、扉から戻ってくる彩と香織に、(脚の拘束と、目隠しを取ったら…2人にさせてくれる…?)とハンドジェスチャーで伝え、最後は頭を下げた。
里奈は右手を頬に当て、自分の道具が入っているキャリーケースと、段ボールの中を覗きこんでいた。
部屋の扉が閉まる音が聞こえ、里奈は床に寝転がる彼女を見つめた。辺りを見回し、ここがどこか分からないという表情を浮かべていた。彼女の口にはディルドギャグが施されていた。
***
美帆は道場の壁に背中を預け、スマートフォンに指を走らせていた。その時に、彩と香織が道場に入ってくるのをちらっと見た。
彩が美帆に近寄り、香織は畳の上を歩き、参加者の様子を確認しているようだった。
「いろいろと大変そうね…」と彩は小さな声で話しかけてきた。美帆は顔を強張らせ、小さく頷いた。そしてディスプレイをオフにし、床に置いてあったバッグに入れた。
里奈はカードをポケットに入れ、扉から戻ってくる彩と香織に、(脚の拘束と、目隠しを取ったら…2人にさせてくれる…?)とハンドジェスチャーで伝え、最後は頭を下げた。
里奈は右手を頬に当て、自分の道具が入っているキャリーケースと、段ボールの中を覗きこんでいた。
部屋の扉が閉まる音が聞こえ、里奈は床に寝転がる彼女を見つめた。辺りを見回し、ここがどこか分からないという表情を浮かべていた。彼女の口にはディルドギャグが施されていた。
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美帆は道場の壁に背中を預け、スマートフォンに指を走らせていた。その時に、彩と香織が道場に入ってくるのをちらっと見た。
彩が美帆に近寄り、香織は畳の上を歩き、参加者の様子を確認しているようだった。
「いろいろと大変そうね…」と彩は小さな声で話しかけてきた。美帆は顔を強張らせ、小さく頷いた。そしてディスプレイをオフにし、床に置いてあったバッグに入れた。

