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第5章 第三部　後編　水面（みなも）の波紋

美帆は「ふぅ…ンッ…」と悶え、両手をどこか遠くに伸ばそうとしていた。

その手を里奈に掴まれ、体を返され、美帆は目を閉じ、首を大きく反らしていた。

里奈は彼女の手首を頭の上で抑えつつ、美帆の体を至近距離で眺めていた。このコスチュームには前にもファスナーがあり、今はお腹から大きく素肌が露出している状態だった。

美帆の女の象徴である膨らみは、防波堤のようにタイトな衣装を寄せ付けず、その存在感を里奈に見せつけていた。

里奈は迷うことなく、美帆の敏感なつぼみに舌を這わせていく。

「ンンンッ…」と美帆が大きく体を反らし、「ハァハァ…」と荒い息を吐き出す中、里奈は彼女に語りかけていく。

「覚えている…？ビジュアルを考えたのは…あなた…でも…このコスチュームの…機能性を追求したのは…私だってこと…？」

里奈は美帆の丸いスイッチをすっぽりと口に納め、中で舌が、唇が、尖った女の特徴を責め立てていく。