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第10章 更なる人気を求める方へ

　こちらも蛇足とはなりますが、時間のある場合は、お付き合いください。

　小説は国語の時間とも述べられます。
　今まで読者視点と何度も述べてきましたが、結局は自分の表現したいことを自由に書くところも大切です。そこで大切になるのが国語の時間です。

　国語の教科書や参考書は、意外にも小説の手助けとなる言葉が含まれているかもしれません。もし言葉に興味が持てたという方は、難しい言葉を調べてみたり日本語の使い方について勉強してみてもいいのかなと思います（ここで述べると、あまりにも長くなってしまいますので、やめておきます）。

　なお当たり前のことかもしれませんが、記述方法は小説家によって異なります。全て同じ記述方法にする方もいれば、小説によって記述方法を変える方もいます。もし小説に詰まってしまったという方は、他の方の小説を参考にしてみたりするのもいいかと思います。

　読者からの意見を取り入れてみてください。
　読者からの感想などは貴重な体験です。日本には何億人といった人間がいる訳で、その小説が面白い、つまらないといった感想は人によって異なります。どちらが居ても、それはそれでいいと思います。自分の感想を伝えあえることは素晴らしいことだと感じます。読者は小説家にアドバイスを与え、小説家は読者に耳を傾けてみてください（ただし荒らしは無視していいです）。

　三点リーダについて追記があります。
　「」内で三点リーダを使う際は、その後ろに半角を空けるルールがあります（ただし、これは必須ではありません）。ただ知識として覚えておいても、いいのかなと思います。

　改行は幾つ付けても構いません。改行の行数によって場面の変更が変わることもあります。大きく場面が変わる部分では四行は空けておこうなど、自分の中でルールを決めてみてください。

　読者に何を伝えたいかを考えてみてください。
　何をテーマにして何を伝えたい小説なのかが読者に伝わらないと、作者と読者で、すれ違いが起こってしまうかもしれません。これには前述したプロットを作成することで、すれ違いを起こしにくくすると思います。

　基本的に「い」や「は」などを抜かないでください。
　キャラの感情の時などは抜いてもいいですが、それが嫌だという読者もいるので気を付けてください。

※長くなってしまったので続きます。