パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第13章 危険な罠、ふたつの欲望の前にただ狂い咲く……。

　肉壁を掻き混ぜられればそれに混じって水音も放たれる。

　ヌプ、ヌチャ。
　恥ずかしい音があたしを余計に淫らにさせる。

　たしかに感じてる。
　だけどイくにはもっと強い刺激が必要なんだ。

「や、ら……ああんっ！」
　イきたい。
　それなのにイけない。
　その苦痛があたしを責める。

「イきたい？」
　あたしの心情を見抜いた唯斗さんが訊ねてくる。

「イきたいっ！！」
　正直に答えれば――。

「まだ、だぁめっ」
　須藤さんが禁止する。

「そん、らっ！　ああんっ！！」
　唯斗さんは中で感じる部分を押さえつつ、片方の空いた手があたしの胸を包み込んだ。
　手のひらで円を描くようにやわやわと擦られる。
　刺激があるようでない優しい触れ方が、余計に反応してしまう。

「や、やああうっ！」

　ツンと尖った乳首は紅色からまたさらに濃い赤へと変色していく……。
「乳首真っ赤じゃん、すげぇエロい！！」
「――っつ！」
　あたしの身体の変化を、須藤さんはストレートに話してくるから、余計に尖ってしまう。

　恥ずかしいっ！

「澪ちゃん……」

　唯斗さんの口があたしの胸を食む。
　……カリ。
　ちぅうううう。
　そのまま乳首に歯を当てて挟み込み、思いきり吸い上げた。

「あ、やああああっ！」
　ゴクン。
　嚥下する音がやけに大きく空間に響き渡る。
　また、あたしの母乳を飲んだんだ……。