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魅惑~甘く溺れる心と身体。
第11章 須藤さんを待ち伏せて、根掘り葉掘り聞きまくろう大作戦開始ッ!
◆
唯斗さんとのデートを終えた翌日、日曜日は前日のセックスが祟ったのか腰が立たなくって、ほとんどをベッドの上で過ごした。
唯斗さんからは、「やり過ぎたと」謝られ、甲斐甲斐しく面倒を看てもらっていた。
その翌日月曜日も、あたしがベッドから起きられたのはなんと夕方16時を回ってからだった。
唯斗さんは――というと、今日も出社しなきゃいけないらしく、朝が苦手なのにも関わらず、ベッドから起き上がれないあたしのことまで考えてくれて、2食分のご飯の準備して家を出て行った。
そんなあたしには一抹の不安がやっぱりある。
明実に言われた、『セフレ疑惑』だ。
たしかに、明実の言うとおり、唯斗さんはセックスの間でもあたしのことを好きだと、ひと言も告ってくれない。
でも、あたしに対してまったく愛がないとは思えない。
だってあたしが本当に辛い時は、すっごく献身的に世話を妬いてくれる。
それって、唯斗さんにとってあたしは妹のような感覚に近いっていうことなのかな?
でもでも、セックスは最後までするし、1度だけでなく2度も中出しを受けたわけだし。
それに、あたしが不良2人組に襲われていた時も、須藤さんが言い寄ってきた時も、唯斗さんは嫉妬したって言った。
激しく抱かれた。
じゃあ、じゃあ、あたしの今の立ち位置って、唯斗さんにとっていったいどこなんだろう?

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