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100番目の女
第6章 告白
「じゃあモモちゃん、ごゆっくり♪」
外で話すつもりが、仕事帰りの正数おじさんと門前で鉢合わせしてカズヒトの部屋に押し込まれてしまった。
この部屋はカズヒトの匂いにほんの僅かに甘い香りが混じって息苦しい…用を済ませてさっさと帰ろう。
「カズヒト」
「…あ、うん」
何か考え込んでいたカズヒトが顔を上げてこちらを見た。そんな真剣に見つめないでよ…ただでさえ緊張してるんだから。
「…す―…す―…すすキ…」
「え…と、何?」
深呼吸、もう一回深呼吸!
「す、好きだから、嫌いって言って!」
外で話すつもりが、仕事帰りの正数おじさんと門前で鉢合わせしてカズヒトの部屋に押し込まれてしまった。
この部屋はカズヒトの匂いにほんの僅かに甘い香りが混じって息苦しい…用を済ませてさっさと帰ろう。
「カズヒト」
「…あ、うん」
何か考え込んでいたカズヒトが顔を上げてこちらを見た。そんな真剣に見つめないでよ…ただでさえ緊張してるんだから。
「…す―…す―…すすキ…」
「え…と、何?」
深呼吸、もう一回深呼吸!
「す、好きだから、嫌いって言って!」