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100番目の女
第6章 告白
手を振り払おうとしたけど、敵わず引き戻されてしまう。
「や…!放して」
「ごめん、悪いけどモモが
言ってること全然分からない!ちゃんと話してくれるまでは帰さない」
私の両肩を掴み、カズヒトは正面から目を合わせてきた。その真っ直ぐな瞳に吸い込まれそうになる。
「モモ?」
「ふ…ふぇ…ッ」
もう限界だった…堪えきれず私はカズヒトの胸に顔を埋めて泣いた。
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