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100番目の女
第6章 告白
カズヒトはそっと私を抱きしめ、落ち着くまで背中をさすってくれた。

「確認なんだけど…好きって言ったよね?あれは、モモが俺を好きだってこと?」

改めて訊かれると恥ずかしくて、私はただ頷く。

ぎゅっと、カズヒトの腕に
力がこもる。

「ホントに?」

返事の代わりにカズヒトのシャツを強く握り締めた。



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