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100番目の女
第2章 99人目の女
「…うん、うん…ちょっと
待って、聞いてみるから」

かかってきた電話の途中でカズヒトが
「モモ、今日さ父さんが店を手伝って欲しいって言うんだけど」
私を見る。


「いいよ」

「ありがと。来てくれるってさ」
ニコッと私に笑ってお父さんに伝え、カズヒトは携帯を畳んだ。


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