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100番目の女
第4章 悩める男
子供の頃から俺の周りには人がうじゃうじゃいた。
正直うっとうしくてしかたなかったが、誰かと二人きりになろうものならすぐ争いが起きるから、あえて常に複数人と共にいるようにした。
女が大半だけど、彼女らに近づく目的で寄ってくるチャッカリした男も少なくない。
実際それでカップルになる奴らもいるから、いつも女に囲まれているにもかかわらず、わざわざ俺と敵対するような男はいなかった。
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