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100番目の女
第5章 キスとキズ
「本当に、ごめん…こんな事するつもりじゃなかった…俺…」
なんだろ?カズヒトが謝れば謝るほどムカムカする…!
「い、いいわよ、もう!でも二度目は許さないからね」
言ってから気づいた…二度目なんて、あるわけがない。
「ねぇ、私じゃダメって言ってたけど、このキスをカウントして99人目でいいんじゃない?本命の子に告白しなさいよ」
なんだかよく分からない感情に流されて、口が勝手にベラベラしゃべりだす。
「…そんなに俺に告白させたい?」
俯いたままカズヒトが呟いた。
なんだろ?カズヒトが謝れば謝るほどムカムカする…!
「い、いいわよ、もう!でも二度目は許さないからね」
言ってから気づいた…二度目なんて、あるわけがない。
「ねぇ、私じゃダメって言ってたけど、このキスをカウントして99人目でいいんじゃない?本命の子に告白しなさいよ」
なんだかよく分からない感情に流されて、口が勝手にベラベラしゃべりだす。
「…そんなに俺に告白させたい?」
俯いたままカズヒトが呟いた。