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100番目の女
第5章 キスとキズ
部屋に戻って冷やしたタオルを顔に乗せ、ベッドで横になっているうちに眠り込んでしまったらしい。
窓からは西日が差し込んでいる。

たっぷり寝たおかげで気分もスッキリした。

喉が渇いてキッチンに行くと
「ちょうど良かった」
母が笑い、
「卵を買ってきて」
とズル休み中の娘に財布を寄越す。

私はマスクでプチ変装をしてスーパーに向かった。




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