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脳内ショートストーリー
第5章 【南 咲綾と加賀谷 旺佑〜会社の先輩後輩の恋〜】





「南さん、こちらの書類ハンコお願いします」


「南さん、クライアントからの要望で…」


「南さん、午後からの打ち合わせなんですけど…」



今日も南さんのデスクには人が群がってる
それもこれも南さんがしごでき過ぎて頼り甲斐が
あること
それ故に、新人や俺たちみたいな中堅社員にも
面倒見が良く、後のフォローも半端ない
悪く言えば人たらし……いや、そこも長所かもね



俺が入社した時に「宜しくね」と声を掛けてくれた
南さん
直属の上司として指導にも当たってくれた
もうその時から何もかも眩しくて、
一瞬で心奪われたのは言うまでもないよね
こんな可愛い人リアルで居るんだ、が第一印象



外見も良くて中身も良い人ってそうそう居ない
裏の顔を知らないだけかも知れないけれど
どんなに腹黒くても一度はお付き合いしたい人って
もっぱら周りが噂してる
男女分け隔てなく面倒見が良いから皆、慕ってる



男は指導されながら鼻の下伸ばしてるし
女もまるで恋人に向けるような眼差しで見てる
「格好良いって言葉じゃ説明つかない」って
誰かが言ってたけど納得
皆の憧れ、南さん……南 咲綾さん
まず誰もがそのネームプレートを確認するはずだ



気付いたらジーッと見てしまっていた
パチッと目が合ってロックオンされて……
耐えきれなくて目を逸らす
可愛過ぎだろ、心臓潰れるかと思った
ヤベ、こっち来てない?



「加賀谷くん、さてはお腹空いてるな?」


「え?」



わざわざ俺のデスクまで来て提出した書類の返却と
キットカット置いてくれた



「◯◯商事との進捗どう?」


「え、あっ……はい」


「まだかかりそう?」


「いえ、もう出来ます」


「どれどれ、見せて」



うわ、俺のマウス握られた
同じパソコン見つめながらファイルを開く



「お、ここまで出来てるとは…さすが加賀谷氏」


「すぐに送ります」


「その前に食べちゃいな?その後で良いよ」



隠れながらもらったキットカットを口に入れる
あまーーーい……
褒められちゃった、めちゃくちゃいい匂いしたし
距離感ヤバかった





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