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銀狼
第7章 還るべき地


父親は急いで外に駆け出したセレナを追った。


『 待ちなさい! 』

『 やだぁ! 離して、離してよ! 』


庭へ飛び出した彼女の目の前には、数人の銃を持った部下達がいた。



彼等が運ぶ鉄製の檻の中には

一匹の、黒毛の犬が──。



『 ラーイ!! 』

『 …ッ…君達!早く連れていきなさい 』


暴れる彼女を後ろから捕まえ、父親は部下達に急ぐように指示する。



クゥン・・・


『 …いやぁ…っ…ラーイ!行かないで! 』



檻の中の犬は彼女の姿を見つけると、悲しそうな鳴き声をあげた。

部下達はきまりの悪い表情をして再び檻を運びだす。



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