この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
銀狼
第7章 還るべき地

そうやって夢の余韻に浸りながら、横になったセレナは悲しい気持ちで胸がいっぱいになる。

依然として瞼を下ろしたまま…

彼女は今、不思議な温もりに包まれていた。



頬に当たる柔らかな感触──。

それは屋敷にあるどんな高級な絨毯( ジュウタン )よりも滑らかで、温かい。

もしここが屋敷のベッドの上で、自分を包むのがいつもの羽布団ならと…

ここ数日の出来事こそが夢だったならと…

彼女は冷静に、それを願ったに違いない。




「──…ん…」



...パチッ



けれどもそこは布団の中などではなくて。

ましてや、屋敷の絨毯の上な筈がなかった。




/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ