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銀狼
第9章 禁忌の果実を貪れ──
充血した突起を唇で挟み、意地悪く笑うその顔はまさに人外の美しさ──。
美神の寵愛を一身に受けたかのような風貌に妖艶さをゆらめかせる。
「不思議だな。ほぐしてやろうと思ったのに…硬くなるばかりじゃないかこの蕾は……」
「……っふぁ‥‥アー‥あッ‥…ハァ…」
「開いたのは此方の花だったか」
彼が弄ぶ肉芽の下で、蕩けて広がった秘口からトロトロと蜜が溢れている。
ヌチュ、トロ‥・・・
肉芽を唇で挟んだまま、彼の指はナカに差し込まれた。
中の肉ヒダを引っ掻いた後…今度はゆっくりと出し入れする。
蕾の皮は器用に剥かれ少し強めに吸引されながら益々充血していき──
円を描いて捏ねたかと思えば上下に小刻みに弾かれた。
「…はぁっ‥ひぃ‥ッ…」
出し入れされる指に掻き出される粘りのある愛液。
──グチャグチャと淫らな音が途切れない。
「‥‥‥ハァぁ‥‥…と…止まって……!! 」
セレナは首を振り乱す。
じっくりと味見をやめない美しい肉食獣に向けて、仰け反らせた喉から出せる限りの声を張り上げた。
このまま続けられたら…自分は…ただの雌に戻ってしまう。
「ハァハァっ…おねが‥お願いぃ‥」
「…お前の望みは、っ…聞いてやれない」
「…‥も、‥‥アッ‥もう 無理なの……!! 」
ローが怖い
自分が怖い
こんなの…堪えられない…!!