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銀狼
第9章 禁忌の果実を貪れ──
深く穿たれ( ウガタレ )、みっちりと隙間なく埋め尽くされた彼女のナカが、男の其れに厭らしく絡み付く。
それは彼女の興奮を映していた。
甘美な溜め息を唇のあわいで放ち、艶っぽい視線を開ききらない目から送るセレナ──。
其れを見て
ローは整った顔を歪ませる。
長い睫毛が小刻みに震える──。
“ やはりお前は極上の獲物だ…… ”
「…ハァ…ん、ぁぁ‥‥‥っ//……ン」
「…っ…ハァ…!」
これほどに旨そうな女は他に見たことがない。
彼は自身を見下し、自嘲した。
同時に腰の律動に激しさを伴わせながら。