この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
銀狼
第11章 儚き運命


「我等からすれば、その愚かさにさして違いは見当たらぬ…。──在るとすれば、肌の色か」


「…っ…なんだと…!? 」


「……フっ」



毛色で分けられる、支配する者とされるモノ。

──つくづく私には理解できぬ。



「…貴様らは理解しがたい低俗な生き物だった」



銀狼は目を伏せた。

人間への蔑み( サゲスミ )を込めて、そして…



「自然の摂理に逆らわずにはいられない…神をも欺く愚行の数々」


「……っ」


「──…しかし負けたのは私だ」



…哀切を漂わせて、瞼を下ろす。






何故だ、我が天よ


何故、貴方は我等を見棄てられた






「──…!? 」


「……全ては天の御言葉のままに」






──此れは貴方が望まれたこと


であるならばこの私が…


それに逆らうなどできるものか











/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ