この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
二重生活
第13章 色は匂へど
腰を動かす余裕もないまま、ただただ揺さぶられ、あられもない声をあげていた。
繰り返される膣奥への愛撫。
打ち付けられるたびに形状を合わせているかのように、気持ちよさも感度も高まっていく。

(ずっとこうしていたい……)

永遠を凝縮したような、煌めく一瞬……。

桜も幸せも、終わりが来るから美しいのだろうか……。


彗君の顔を見下ろしながら、その綺麗な顔が歪んで快楽を放出させるのを心の片隅で心待ちにしていた。

どうしようもないほど込み上げるもので、我を忘れてほしかった。

「気持ちい? 彗君……」

……聞きながら、雄一がいつも鞠香にそう聞くことを突然思い出した。

愛しいと、相手が気持ちがいいか、こんなに気になるものなんだ……。

「鞠香さん……もう出る……」

弓なりに反り返った体を下から突き上げられて、思考が真っ白に薄らいでいった。


「……はぁ……ンッ……アッ……ア……ッア……ン……ンッ…………」



(…………ごめんなさい……)

そう思った瞬間、
恐ろしいほどの快楽に飲み込まれ、鞠香は意識を手放した。








/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ