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二重生活
第2章 miniature garden
身体中を舐められているような気持ちよさに、支配されていた。
まるで、全部の神経が乳首に集中したみたいで、その刺激はそのまま秘部を濡らしてしまう。
太ももを擦り合わせて堪えても、体がびくびくといやらしく反応してしまう。

鞠香は雄一の間にしゃがみこむと、硬いものに指を這わせ、それを露出させて、丁寧に舐めあげた。

ぴくぴくとする肉棒に指を絡ませ、しごきながら先端を口に含んで舌をチロチロと動かす。

次第に激しくしていくと、雄一は我慢できないというように眉を寄せ、鞠香の手をひいてソファにつれていった。

電気がついたままの部屋で、すべて脱がされて貫かれる。
はじめてのことだった。

鞠香の杏仁豆腐のような美しい肌は、ほんのりと火照り、艶かしい体のラインは蠱惑的で美しかった。
雄一は鞠香を上に乗せ挿入すると、その細い腰をつかんで打ち付けた。
下から乳房を揉みしだきながら、乳首を弄られ、官能の香りが濃くなる。
鞠香は、気持ちいいところを探すように夢中で腰をくねらせた。



「鞠香、愛してる。どこにも行かないで……」

「行くとこ…ンッ…な……んて……ない……わ……」



一際激しく突かれて、二人は同時に果てた。

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