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二重生活
第11章 禁じられた遊び
「……はぁ……ンッ……も……ダメ……
すご……い……ダメな……の……やん……あ……あっ……もう……イッ……ちゃうっ
 
アッ……ダメ……………………」

弾けとぶ思考……。

自由にならない脚を強張らせ、背中を反らせて、シーツをギュッと掴んだ。
力が抜けて、急に脚が震え出す。

「……すごい、派手にイっちゃったね?」

悪戯な瞳で見下ろす彗君……。

「……ぃゃ…………」

恥ずかしくなって枕で顔を覆っても、すぐに取られ、長い指が頬にまとわりついた髪を優しく払いのけた。
そして、息ができないほど長く唇が奪われる。
組み敷かれた柔らかな体は、まだ絶頂の余韻で波打っていた。
押し潰された乳房が胸板に密着し、呼吸とともに柔らかく上下する。

「……私……、セックスがこんなに気持ちいいものだって、知らなかった……」

目尻に溜まっていた涙がポロリとこぼれる。

「こんなに敏感な体なのに……? でも、まだまだだよ?」


腰を引き起こされ、気づけば四つん這いの形になっていた。
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